基本的に、手術後はいわゆるしっかりしたワイヤでの顎間固定は行いません。
健康保険を使って行うような顎変形症や唇顎口蓋裂などの生まれつきの場合の手術後は、かみ合わせが非常に不安定になりますので、手術翌日から小さな輪ゴムを使って、しっかりとかみ合わせを安定させます。
変形が強く大きく骨を移動させた場合は、輪ゴムだけの固定でずれてくるようであれば、特殊なワイヤでしっかり固定します。
美容がメインの手術の場合は、かみ合わせに問題がないことがほとんどですので、手術翌日から小さなゴムを食事以外の時に使っていただきます。