2016年10月16日(日) 第2回 ライノプラスティーセミナーのご報告
前回ブログでご案内させていただいた第2回 ライノプラスティーセミナーが2016年10月16日(日)に東京慈恵会医科大学を会場に開催されました。
耳鼻咽喉科、形成外科、美容外科の各科の先生方が秋晴れの快晴の中、午前9時から午後5時まで、一日中「鼻」について様々な方面から勉強するセミナーとなりました。
今回は、鼻の診療には欠かせないカウンセリングの側面について聖路加国際病院精神科の保坂隆先生と、日本の隆鼻術の歴史についてサフォクリニックの白壁征夫先生より特別講演をいただき、大変有意義な勉強をさせていただきました。
当科の渡辺頼勝は、「Nasal Aesthetic and Facial Proportion」と題して、鼻形成術・整形術を行う際に必須となる顔・鼻の形態分析について担当させていただきました。
内容は以下の通りでした。
☑Aesthetic Proportionについて
☑3D-顔画像撮影装置 VECTRAH1について
☑Nasal Aesthetic Proportionの実際
自然/科学に広く分布する美に共通する黄金比1:1.618….(φ)からはじまり、ヒトの顔そして鼻の分析に至るまで基礎知識から実際の測定に関して触れさせていただきました。
次回の第3回 ライノプラスティーセミナーは、少し時期をずらしまして2018年の3月の予定です。次回はさらに、より充実した内容となりますように、準備させていただきます。
今年6月に開催された第1回 ライノプラスティーフォーラムですが、こちらの方は来年6月に第2回 ライノプラスティーフォーラムとして開催予定です。
今後は、セミナーまたはフォーラムに参加していただいた先生には、座学では得られない実践面において大きな特典となる企画も考えておりますので、ご期待ください。
ゆくゆくは、「Dallas Rhinoplasty Symposium」のようなものに発展させていきたいと考えておりますので、引き続き「鼻」にご興味のある先生方のご参加をお待ち申し上げます。
最後に、鼻ならぬ美を追求したLeonardo da Vinci の言葉を借りますと
“Where the spirit does not work with the hand there is no Rhinoplasty”
by Rhinoplasty Study Committee