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「ダウンタイムを低減したshort-scarフェイスリフト:MACSリフト」

PEPARS(ペパーズNo124:全日本病院出版会)最新号(2017年4月号) のフェイスリフト手術手技アトラスに、「ダウンタイムを低減したshort-scarフェイスリフト:MACSリフト」という題で、執筆させていただきました。

 

フェイスリフトは、顔面の目から下半分の若返りを美容目的に行われるアンチエイジング手術の一つです。

フェイスリフトには様々な手術方法がありますが、手術を受けられる方にとっては、手術後の腫れ、内出血などのいわゆるダウンタイムが問題となります。

今回執筆させていただいたフェイスリフトの方法は、傷の長さは従来の耳の後ろを回る方法に比べると短く(short-scar)、ダウンタイムも短い割にはリフト効果も担保されるMACSリフトという方法を、少しアレンジした方法です。

フェイスリフトは、アンチエイジングとしての美容手術のみならず、顎変形症や顔面輪郭形成術など顔面骨の手術を受けた後の顔面皮膚のたるみを改善してより顔の輪郭をすっきりする方法としても、大変有用な方法です。

また、顔面神経麻痺や顔面非対称に伴う顔面皮膚のたるみの改善にも用いられる手術方法ですので、美容外科の先生以外に、形成外科に主に携わっておられる先生にも大変有用な方法です。

このフェイスリフト手術手技アトラスに執筆されておられる先生方の内容は、私にとりましても、手術をコマ送りにしているような大変わかりやすい内容になっており大変勉強になる内容です。皆様のご参考になれば幸いに存じます。

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