第6回 Technical Seminar for Maxillofacial Studies
2016年3月19日~20日の2日間、大阪はクロスウェーヴ梅田で第6回 Technical Seminar for Maxillofacial Studiesが開催されました。今回から藤田保健衛生大学形成外科教授の奥本隆行先生がチェアマンをされ、当科医長の渡辺頼勝も講師の一人として参加いたしました。
今回のセミナーは、全国で頭蓋顎顔面外科治療に携わってご活躍されている中堅以上の形成外科の先生方20名を対象に、合宿形式で2日間集中して顎顔面外科治療についてブラッシュアップすることを目的としたアドバンスコースでした。
セミナーでの治療対象疾患は、唇顎口蓋裂の成長後の顔面変形、第1第2鰓弓症候群、顔面非対称、クルーゾン症候群/アペール症候群、小顎症、外傷後顔面変形、顎変形症、美容整容まで、非常に多岐にわたりました。
セミナーでの治療対象の内容は、咬合変化を伴うルフォーIII型からルフォーI型骨切り術、下顎骨骨切り術、骨延長術と顔面骨骨切り術までこちらも非常に多岐にわたりました。
各講師からは、具体的な症例についての手術計画にはじまり手術方法、結果の提示まで実践に即したレクチャーがなされました。
また、参加された先生方も各グループに分かれて、手術の具体的な方法や具体的な症例についての治療方法についてディスカッションする時間も多く設けられました。
当科の渡辺は、主に①サージャリーファーストアプローチ:手術先行方式についての手術計画:3Dコンピューターシミュレーション、②クルーゾン症候群/アペール症候群、③外傷後顔面変形、④歯科矯正治療後の顎変形症の治療について、レクチャーさせていただきました。
来年の第7回 Technical Seminar for Maxillofacial Studiesの開催は、2017年3月18日、19日の2日間の予定です。今回のセミナーは実際術者としてご活躍されている先生方を対象としたアドバンスコースでしたが、次回は、顎顔面外科領域にこれから専門的に取り組まれる先生方を対象とした、より基礎的な内容になる予定です。
ご興味のある先生方は、お近くのDePuySybthesの担当者にお問い合わせください。
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